2015年に国のキャリア形成推進助成金を活用して、企業内でキャリアコンサルティングを
導入できる制度ができました。2016年に名称が人材開発支援助成金となり
「セルフ・キャリアドッグ制度」として普及が広がりつつあります。
「セルフ・キャリアドック」の“ドック”は人間ドックのドックと同義。
体の健康診断と同じように、従業員に自身のキャリアの定期検診を受ける機会を
整備・提供し、キャリア形成に関する従業員自らの課題認識や、キャリアプランの作成、
見直しを支援するのが、セルフ・キャリアドックのねらいです。
年齢や勤続年数、昇給昇格、異動や配置転換など、キャリアの節目において
自身のキャリアを客観的に見つめ、自身の働き方や将来の目標について考える事により、
従業員の目標意識の向上やスキルアップを図り、結果的に自社の業績向上につながります。
大企業向けでは?と思われる方もいらっしゃいますが、むしろ人材確保と定着が難しい
中小企業にとって導入メリットが大きいものと感じております。
従業員に社外の第三者(キャリアコンサルタント)から個別サポートを受けさせることで、広い視点で
社内業務を見つめ直す機会となります。また日頃、社内では言いにくい不満や誤解(離職の芽)
を早期に摘み取るメンタルヘルス予防の役割や、不満の視点を変えて業務改善の力への
昇華させることも可能です。
助成金活用で金額的な負担を軽減しつつ、中長期的視点での人材育成と業績向上を目指しませんか?
*助成金申請には、申請要件がございます。
*キャリアコンサルティングには国家資格キャリアコンサルタントのコンサルティングが必須です。