人生を変えた「研修」ー 3

人生を変えた「研修」まとめです。

このマーケティング研修から数年後、私は、人材開発課の責任者となり、

採用や研修に関わることになりました。
そこで、社員や学生、数百名の方々の志向特性の検査を行い、面接との比較、

実際の行動や業務のパフォーマンスを観る立場となってわかったことがあります。

経営的視点を養うマーケティング研修は、私の人生を変えた、とも言えますが
それは、私自身が持つ特性適正(強み)とマッチしていたからだった・・・と。

同じ研修を受講して、「あの研修が良かった」と言った同僚がいましたが
その人も、私と同じ部分特性が強いタイプでした。種と土壌・環境が合ったのですね。

そして、私の人生を変えた研修であっても、ここに志向特性が無い人達の何人かは

「記憶にない(研修内容が)」という話を聞いて驚いたことも覚えています。

多くの研修があり、どの内容が響くのか?は、最初にはわからないことが多いものですが、

先に志向特性を測る検査を行っておけば、ある程度の傾向が把握できます。

学生は就労経験が無いため、入社後の経験である程度変化する部分があり、

入社時に志向適性を測った後、数年実務経験を経た段階で社会人向けの

志向適性検査をすると、どこが伸びたのか?変化したのか?を確認できますし、

変わらない部分(本質的強み)が確認できます。

本質的強みを伸ばす研修を取り入れることで、大きく飛躍する可能性は高くなります。

とは言うものの、若い時は可能な限り幅広い経験を積む機会と、多くの先輩と

接する場を作ることが、豊かな人材を育てるポイントになると思います。

 

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